病院薬剤師におすすめ!現場ですぐに使える本5選!
今回は「現場ですぐに使える」おすすめの本5選をご紹介します。
どれも私が病院薬剤師5年目時点で実際に使っている本で、実用性抜群です!
日々の業務中に使える参考書を探している方は、ぜひチェックしてみてください!
注射薬調剤監査マニュアル
- 日常繁用されている注射薬約500品目のデータを掲載!
- 注射薬調剤監査に必要な情報が分かりやすくまとめられたマニュアル
- 分子量・pHの記載で、データのない配合変化の薬学的評価が可能!
病院薬剤師必携の1冊!職場に置いているところも多いのではないでしょうか?
注射薬の監査、特に配合変化でよく使います。分子量・pHの記載があるので、配合変化情報のない組み合わせの薬剤でも薬学的に推測することができます。
電子版もありますが、PC・タブレットのみでスマホは非対応となっています。
腎機能別薬剤投与量 POCKET BOOK
- 腎機能調節の参考書といえばこの1冊!
- 日本腎臓病薬物療法学会の出版で信頼性抜群!
- 購入者限定特典として、PC・モバイル端末で使用できる「薬剤検索WEB」
日本腎臓病薬物療法学会出版の定番本!
学会出版の書籍は現場でそのまま使いずらい物が多い中で、GFR(CCr)5mL/min刻みの一覧表がとても使いやすいです。透析投与量の記載も多数。
白衣のポケットに入るサイズの書籍ですが、さらに購入者限定の特典として、書籍の内容がPC・モバイル端末で検索できる『薬剤検索WEB』のダウンロードコード付き。手元に本がなくてもスマホ1台で調べものができます。
実践 小児薬用量ガイド
- 小児の処方・監査に欠かせない1冊!
- 小児の処方量/体重kgがわかる!
- 医師も使っている参考書!
小児への処方・調剤で必携と言っていい1冊。白衣に入るサイズで機能性〇
体重(kg)あたり投与量と添付文書の記載を一覧できるのが特長です。「作用,注意事項,製剤のポイント」欄には、臨床現場に必要な情報がまとまっています。
さらに、薬剤師だけでなく医師も参考にする書籍なので、投与量の相談や疑義照会の時にすり合わせがしやすいです。
救急・ICU重要薬クイックノート
- 「現場で使う」ことを重視していてすごく使いやすい!
- 添付文書には書いていない、ER・ICUでの投与量・速度を掲載!
- 観察項目など救急特有の幅広い情報も!
救急の薬剤師が看護師から受けた問い合わせを元に作成した1冊!
現場志向が強く、その場で聞かれやすい内容が、その場で見れるように作られています。
添付文書には書いていない、救急やICUで使うときの投与量・速度が記載されており、処方監査でも役立ちます。
白衣のポケットに入るサイズで携帯しやすく、基本的な薬剤情報から配合変化、副作用、観察項目など薬のポイントをすばやく確認できます。
電子版もありますが、個人的には書籍版の使用感がとても良く、オススメです!
抗菌薬 BOOK&MAP
- 抗菌薬MAPが日常使いに優秀!
- 体内細菌MAPなど分かりやすい図解多数!
- PDF版の配布があり、スマホ1つで確認可能!
【抗菌薬BOOK】と【抗菌薬MAP】がセットになった1冊!
抗菌薬MAPは、白衣の胸ポケットに入るサイズの資料になっています。細菌別の第一選択薬や用法用量、腎機能調節量などが1つにまとまっています。
抗菌薬BOOKは、体内細菌MAPや抗菌薬スペクトル表など分かりやすい図解が多く、感覚的に抗菌薬の知識を深めることができます。
★抗菌薬MAPのPDFデータは1冊につき1ライセンスです。ライセンス使用済みの中古書では利用できません。
まとめ
いかがだったでしょうか。
現場では回答の速さ、情報の正確さを求められる場面が多々あります。薬学の知識は膨大な量に及ぶため、こういった書籍も活用しながら、「できる薬剤師」を目指していきましょう!
これらの情報が薬剤師の皆さんの助けになれば幸いです。